ネットの世界からこんにちは。むぎです。
みなさまは現在のお仕事をどのような感情をお持ちでしょうか？
日本ではまだ広がっていないかもしれませんが
欧米などではすでに大退職時代と呼ばれ、COVID-19の影響を受けて
転職活動をする人がさらに増加しているそうです。
日本でもそういった流れが来るのは避けられないですし、すでに起き始めています。
そこで本日は転職に向けての考え方についてシェアできればと思います。
転職の目的は？
まず何のために転職をするのかということを押さえておきましょう。
当然ですが、転職を考える動機は人によって異なります。
ポジティブな感情を持っていてもより高みを目指す人もいますし
ネガティブ感情から今の環境を抜けるということもあります。
エン・ジャパンの調査によると
退職理由のトップ3は以下のようになっています。
- 給与
- やりがい
- 企業の将来性
日本は賃金が上がっていないという背景もあり、
一番の理由はやはり「給与に対する不満」ということになっています。
ただそれ以外にも、物理的に測定できない「やりがい」や「将来性」、「人間関係」もランクインしていることから、
仕事において精神的な満足を求める人が多いということがわかります。
たしかに仕事というとお給料の話になることが多いですが、
「スキルアップ機会の有無」や「一緒に働く人の雰囲気」は非常に重要なことだと筆者も感じています。
ですので、もしいま転職を検討されている方もそうでない方も
自分が仕事に対してどのようなことを求めているのかということを改めて考えてみると
これから先の行動指針が見えてくるかもしれません。
そして転職活動をするときはその指針にあった企業に応募してみるとよいのではないでしょうか。
ここまで焦点を当てていたのはネガティブな原因に基づく転職ですが、
よりキャリアをステップアップしたいというポジティブな理由での転職もあるかと思います。
ひと昔前は転職というとネガティブなイメージが強かったですが、
大転職時代では仕事を通じた自己実現のための転職という側面も非常に強くなっているようです。
そういった場合は、
キャリアや給与などを総合的に考慮してよりステップアップが望める企業を選択していければよいのかなと思います。
最近では転職サイトやエージェントも複数あるので、
そういった情報をうまく活用して自己実現に向けて行動していきましょう。
詳しくはこちらの書籍が参考になりますので、興味のある方はご覧ください。
今後どうしていけばよいのか
ではこういった状況で、私たちはどのようなアクションをとればよいのでしょうか。
ここでいう私たちというのは転職を考えている人、考えていない人の両方です。
まず前提として筆者は
転職活動を推薦したいわけではないのでご留意いただければと思います。
その上で筆者の意見としては
今の就労環境に不満がある場合は転職を検討するのがよいと思います。
一つ前のトピックでも書きましたが、
自分の重要視する価値観と企業の体質が合わないのであれば
その場所にいるよりも一歩踏み出してみて環境を変えるというのは有効な手段になると思います。
特に風土や価値観のようにすぐに変わることが見込めない部分で不一致が起きている場合は
環境を変えるほうががよいかもしれません。
SDGsやLGBTQなどの対する理解のある企業も増えてきているようですが、
まだまだこれらの変化に対応できていない企業もあるかと思います。
そういった企業が変化するまで待つことができるのであれば問題ないですが、
ネガティブな思いを持って働くことは従業員にも企業にもメリットがありません。
なので、企業が変わることを待つのではなく、
新しい環境を求めてアクションを起こすことが企業にとっても自分にとっても良い結果につながると筆者は考えています。
またより高いステージで働きたいと考える場合にも
転職活動は有効であり良い未来につながる可能性があります。
そういった方には次の環境でさらに実力をつけ日本社会をより良い方向に導いていただけたらと思います。
転職をするとなると現在の会社や同僚にに引き止められるといった声も聞きますが、
自分の人生なのであまり他人の意見に惑わされず強い意志を持って行動していきましょう。
準備しておきたいこと
ただ、転職するといってもモチベーションだけで成功に導くことは難しいです。
応募先企業に有益な人材であることを示すためにも、
自分のこれまでの経歴や強みといったことはアピールできるようになる必要があります。
ではどういった準備をすればよいのでしょうか。
目に見えてわかりやすいのは資格などです。
筆者は資格自体を目的にして勉強することはあまりないですが、
持っているだけで効果のある資格もあるので目的を明確にして勉強すると良いと思います。
そして、
即戦力として活躍できるような資格や技術を持っていれば転職活動は比較的成功しやすいと思います、
そういった場合は転職先の企業や業界について事前に調べて、
有益となりそうな自分の経験や強みをアピールすると良いと思います。
話が少し脱線しますが、
VUCAというワードで表されるように現代はとても変化の激しい時代です。
新しい技術やサービスがどんどん開発されているので、
これまでの知識や技術だけでは通用しなくなってきているというのはメガIT企業などをいれば明らかです。
そういった環境の中では、
自分の強みを理解すること、そしてその強みを発揮した経験をきちんと説明できれば
相手の中に魅力的な人材として写ることは充分可能だと筆者は思います。
転職活動をされる方はぜご自身のこれまでの活動の振り返りを行い
次の環境に向けての準備に力を入れていっていただけたら良いと思います。
おわりに
本日は大転職時代に向けて、どのように考え行動していけばよいのかについてご紹介させていただきました。
実は筆者も転職を経験したことがありますので
転職活動をしたことのない人にとっては転職活動をすること自体がとても不安だと気持ちはとてもわかります。
ただ、現代はこれまでのように一つの企業で生涯勤め上げるといった考え方では対応できなくなってきています。
そういった時代において、自らの強みを磨き挑戦をしていくという行為は大きな意味を持つと思います。
もちろん、転職活動は簡単なことでも楽なことでもないので覚悟は必要ですが
現状を変えたい人やステップアップを考えている人はぜひ一歩を踏み出していただき
自分の人生、そしてより良い社会を作っていただければと思います。
それではまた次回お会いしましょう。
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