ネットの世界からこんにちは。むぎです。
最近は仕事もプラベートも少し落ち着いてきたため、
やっと自分のやりたかったことに時間を割けるようになってきました。
仕事をしていると、大なり小なり人と会話する機会があるかと思います。
例えば
現場の作業者であれば、上司への報告や質問をすると思いますし
役職者であれば、作業者からの質問回答やクライアントとの会話などが挙げられると思います。
本日は
そういった「人と対話する」際に気をつけていきたいことについて
筆者の考えをシェアさせていただければと思ます。
自分の言いたいことを話していませんか
筆者もまだまだできていないのですが、自分を棚に上げた上で言います。
きちんと人の話を聞いていない人が多いと思います。
これはどのような立場の人であっても共通することです。
まず、会話するときに多くの人は
次に自分はなにを言おうかばかり考え、相手の話が途切れたら自分の考えを言う
という行為をしがちです。
もちろん質問を受けている場合は、質問内容と自分の頭の中にある情報使って
回答を組み立てるということが必要になります。
ただ、雑談などの会話するときにはそういった先回りの思考は必要はなく
自分の意見や考えではなくむしろ相手の言っている内容、考えている内容を理解する
ようにしたおうがよいと筆者は考えています。
当たり前のことではあるのですが、これを実践するのは非常に難しいです。
なまじ知識や経験が多い人のほうがこういった「自分なりの考え」を持っていることが
多いので純粋に相手の話を聞けなくなっているようにも感じます。
筆者も例外ではなく、友人との会話の際には
つい聞くことではなく考える方に思考がシフトしてしまうことがあります。
ではどのようにすれば相手の話に耳を傾けることができるのでしょうか。
相手の話していることに耳を傾けよう
結論から言うと、
話をするときは自分の言いたいことや言うべきことに意識を向けるのではなく、
相手の話している内容からなにを伝えたいのかを理解することに努めるとよい
のではないかと筆者は考えています。
言い換えると大事ななのは、相手に共感することだとも言えます。
特に男性の方には伝わりやすいかと思いますが、だれかと話をしていると
「どうやって問題を解決するか」を考え、アドバイスしてしまうことがあると思います。
ただ、いわゆる普通の会話において必要なのは「他人と意見」や「問題解決の手法」ではないと思います。
日常会話においては、
ただ相手に話をきいてほしいという思いで話をすることが圧倒的に多いわけですから
自分の意見などは言わず相手の伝えていることを素直に受け止め共感する
という姿勢を示すことがなによりも大切です。
でもそれだと会話が続くか怪しいと思われる方もいらっしゃるかと思います。
そういうときは、
- オウム返し
- 5W1Hで質問する
- 「さしすせそ」「はひふえほ」で返事する
といったテクニックを使うと会話を継続しやすくなります。
オウム返しは相手の行ったことを繰り返すことで、
自分はきちんと話を聞いていると伝えることができます。
質問をするときは相手の伝えたい内容を考慮して
「どうして」「どこで」「誰と」といった5W1Hに沿って質問すると話が広がると思います。
- 会話のさしすせそ:「さすが」、「知らなかった」、「すごい」、「センスありますね」、「そうなんだ」
- 会話のはひふへほ:「はぁ〜」、「ひぃ〜」、「ふ〜ん」、「へ〜」、「ほ〜」
といった褒め言葉や感嘆符は相手にさらに話をしてもらいたいときに使うとよいと思います。
使い方を間違えるとこれらは相手を煽てるというネガティブなイメージなりますが、
相手にノリノリになってもらって会話を進めるという認識で使えばポジティブなイメージになります。
相手が前のめりで話をしているときや表情などのリアクションと組み合わせることで
さらに会話を盛り上げることができると思います。
繰り返しにはなりますが、
話をする上で大切なことは相手が伝えている内容を聞くこと
が大切だと筆者は思います。
上記以外にも会話のテクニックと呼ばれるものはたくさんありますが、
テクニックはあくまで話を広げたり加速させたりするためのものです。
そういったテクニックが使えなくても、内容に集中することで
「自分は相手の話に興味があります」という気持ちを示すことができれば
おのずと会話は成立すると思います。
筆者もまだまだ修行中です。
自分の意見を言う癖を封印し、相手の円滑なコミュニケーションができるように頑張っていきましょう。
おわりに
本日は人と会話する上で、自分の意見ではなく相手の話に集中するということ内容でお届けしてきました。
少し話はそれますが、
人と会話する、人をマネジメントするといった「人間との接点を持つ行為」は
他のどんな課題よりも難しいと感じます。
試験の問題や数式には答えが存在していますが、人が関わる問題は答えがないからなのでしょうか。
ただ、人間は一人では生きていけないですし
他者と関係を持つことで自身を認識できるという社会的動物であることから
本日お伝えしたような人との会話は避けては通れないことだと思います。
みなさんと共に筆者自身も精進し、良好な人間関係と気づけるように
会話をする際には全力で話を聞くようにしていきたいと思います。
それではまた次回お会いしましょう。
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