ネットの世界からこんにちは。むぎです。
みなさまは普段どのような洗濯機をお使いでしょうか。
筆者はこれまで
- 洗濯機(洗濯機能だけのもの)
- 洗濯機+乾燥機
- 乾燥機付き洗濯機(ドラム式洗濯機と呼ばれるもの)
といったように家の間取りや予算にあわせて色々な洗濯機を使ってきました。
その中でも乾燥機付き洗濯機を導入することによって、家事の時間を短くすることができるようになったため購入して非常によかったと考えています。時短に関してはこちらの記事にも目を通していただけると嬉しいです。
一方で、多方面から「絶対買うべき」という意見をいただいていたので買う前に期待値があがりすぎてしまい、購入後に多少マイナスのギャップもありました。
そこで本日は、筆者の考える乾燥機付き洗濯機の選び方を書きたいと思います。
実際に日々の使用している筆者の体験本音でにそって本音で書きますので今後ご購入を検討されている方はぜひ最後までご覧いただければと思います。
乾燥機付き洗濯機への期待値
時短をするためにはドラム式洗濯機は絶対に買ったほうがよいという意見をよく耳にします。
筆者も時短という観点で考えれば特に反論はありません。洗濯物を入れて、洗剤を入れて、ボタンを押して放置するだけで約3時間後には温かく乾いた洗濯物が完成しているというのは非常に便利です。
ただ一方で、デメリットがないわけではありません。金額が高いといった導入時のハードに加え、日々使っていく中でこまめな掃除な必要になることもあります。もちろん購入することによって多くの人が時間的な恩恵を受けられると思いますが、「良いことづくめ」想定して購入するのは少し危険だと思います。
そこで実際に乾燥機付き洗濯機を毎日使っている筆者の考えるメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
乾燥機付き洗濯機への期待値がかなり高まっているなと思う方は、実際に購入するまえに読んでいただくことで適切な期待値まで調整することができると思います。
それではいきましょう。
メリット
- ハンガーや物干し竿に洗濯物をつるす手間が省ける
- 上記により浮いた時間を活用することができる
- 洗濯物・洗剤を入れてボタンを押すだけなので、洗濯への心理的ハードルがなくなり毎日洗濯できる
- 天候に左右せれず洗濯・乾燥することができ、帰宅時間などを気にせずに済む
上段の二つが乾燥機付き洗濯機の一番大きな効果です。時間を確保したい人にとっては本当に頼もしいです。またコロナ禍で外出が減っているとはいえ、夜遅くに帰宅することが多い人にとっては最後のメリットの恩恵も大きいと思います。社会人だけでなく大学生で一人暮らしをしている人にとってもオススメです。
デメリット
- (乾燥機能無しの洗濯機と比較すると)金額が高い
- 衣類が増えると乾燥時間が長くなり、シワがにつきやすい
- 乾燥時間が短いと半乾きになるので、もう一度乾燥機能を実行することになる
- 洗濯後にこまめにホコリ掃除をする必要がある
- 「乾燥機使用禁止」のマークのついた衣類は別途乾燥させる必要がある
一点目に関しては導入前の考えられることなので、お金を貯めておくという対策をとれば解決できます。ただ、シワがついたりほこりのお手入れが必要ということに関しては日々の洗濯の後で気にするべきことなので、購入前に意識しておく必要があると思います。
全ての衣類を乾燥してよいわけでもないので、そういったことを考えたりするのが手間だと思う方はなるべく洗濯可能な衣類を購入するなどの対応が合わせて必要になるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
圧倒的なメリットがあるのは間違いないですが、デメリットもないわけではありません。
特にシワに関しては気になる人にとっては大変です。外干しをする作業に比べれば、大したことはありませんがホコリ掃除も多少手間だと感じます。またシルクやニットなどの縮みやすい素材の衣服は乾燥にかけられないのでそういった衣服は乾燥機能は使わずないほうがよいと思います。
ここまでメリット・デメリットを考えてきました。次章では購入にあたり事前に確認しておいたほうがよい注意点をあわせてご紹介できればと思います。
一般的な洗濯機に比べると気にすべき点が多いので購入前によく検討しておくことをお勧めいたします。
購入時の注意点
ここからは購入前に事前に意識しておくべきことや、計測しておいたほうがよいことなど一般的な注意点をご紹介できればと思います。
通常の洗濯機と比較すると金額が高い商品ですので、みなさんのご家庭に導入できるかどうかを事前に確認していただければと思います。
それでは見ていきましょう。
- 防水パンの高さと乾燥機の足の高さを比較する
ご自宅に防水パンが設置されている場合は防水パンの高さをあらかじめ測定し、購入予定の洗濯機の足の高さと比較しましょう。 もし洗濯機の脚の高さが足りない場合は防水パンと本体がぶつかってしまうことになるため、別途高さ調整用の足上げ台の購入することになります。その場合は購入費用と用意する金額がさらに増えるのでそちらも視野にいれて予算を準備する必要があります。
防水パンがない場合でも、高さがないと排水がうまくできないことがあります。こちらも本体の脚の高さだけで脱水用のホースを通すことができるかどうかを確認するようにしましょう。
(ちなみに筆者は問題なく排水できましたので足上げ台は購入しませんでした)
- 給水用の蛇口の高さと洗濯機本体の高さがかぶらないように比較すること
乾燥機付き洗濯機のほとんどはドラム形状であるため必然的に本体の背の高さも高くなります。 ご自宅によっては給水用の蛇口の高さが洗濯機本体の高さと同じ、もしくは洗濯機のほうが高くなってしまうことがあります。
そうなると洗濯機は置けないことになるので、事前に床から蛇口までの高さと洗濯機本体の高さを計測し比較するようにしてください。 蛇口の形状にもよりますが給水用ホースをつなぐことも考慮すると、蛇口と本体の間に15cmほどの差がほしいところです。
ホースの向きを縦から横向きに変えられるような器具もあるので、そちらを使用すれば10cm程度の差があればよくなるのでこちらもあわせて購入を検討しましょう。
もし不安な場合は家電量販店の店員さんに欲しい洗濯機のモデル名と蛇口までの高さ、足上げ台の要否を伝えることで置くことができるかどうか見積もりしていただくこともできると思います。
- 洗剤自動投入機能まで必要かどうか検討すること
上位モデル限定にはなりますが、乾燥機能に加え、洗剤を自動投入するような機能がついています。ただ、自動投入機能なしのモデルに比べるとさらに値段が高くなりますのでこちらもご家庭の予算とい短縮できる時間的優位性を比較して判断していただければと思います。
(ちなみに筆者の使用しているモデルには自動投入機能はついていません)
毎回洗剤を入れる時間を短縮できるようになるというのは時短につながりますが、柔軟剤は自動投入口に入れて放置しておくと固まってしまうなどの問題もあるらしいので悩ましいところです。
- 乾燥機能の種類を見分けること
一口に乾燥機能と言っても、大きく2つの方法があります、ここではそれぞれの方式の概要のみをお伝えいたします。乾燥の出来上がり状態に多少影響しますが、基本的にどちらの製品を選んでも乾きます。(洗濯物をいれすぎなければです)
・ヒートポンプ式
ヒートポンプ式は電気代を抑えつつ衣類へのダメージも少なくすることができる方式です。また低音乾燥ということもあり、乾燥をストップした直後でもすぐに衣類を取り出すことができます。多くの乾燥機付き洗濯機はヒートポンプ式を採用しているはずです。欠点としては、シワが残りやすいことです。衣類の量が多い場合はこまめに回すか、別途アイロンが必要になると思います。
・ヒートリサイクル式
ヒートリサイクル式は日立製品が取り入れている方式です。風アイロン技術によってヒートポンプ式よりも衣類をふかふかの状態にしてくれます。またシワもつきにくいです。 ただ、ヒートポンプ式と比べると少し電気代が多くかかります。また衣類乾燥温度が高いため衣類へのダメージも多いです。
以上が購入前に検討しておくべきポイントになります。
筆者自身も賃貸物件に入居する前に、蛇口までの高さをメモして何度か店頭に足を運び設置できるかどうかを検討しました。
特に洗濯機のような大型家電は買い直すのが面倒ですので、今後ご購入される方は上記の注意事項を事前に調べて後悔のない選択をしていただければと思います。
おすすめの乾燥機付き洗濯機
ここからは人気の乾燥機付き洗濯機をご紹介いたします。
基本的な洗濯機能に関しては大きな違いはないですが、前述したように乾燥機能についてはメーカーごとにポイントがあります。また洗濯機能に関しても汚れがよく落ちるように設計されている製品などもあるのでそちらを踏まえた上でご自身の生活に適した製品を選ぶようにしていただければと思います。
- 日立(hitachi)
製品名:BD-NV120ER(ビッグドラム)
特徴:日立製品の特徴である風アイロン機能が搭載されたドラム式洗濯機です。ジェットファンモーターによる時速約300kmの高速風で乾燥するのほかのドラム式洗濯機よりもシワがつきにくいです。洗浄についてもナイアガラすすぎ機能により、洗剤を残さず洗うことができます。乾燥機といえば日立製品に定評がありますので、非常にコスパのよいドラム式洗濯機だと思います。
- パナソニック(Panasonic)
製品名:NA-VX800BR-W
特徴: シンプルな操作パネルでありながら、多彩なモードを備えていることもあり非常に使いやすいドラム式洗濯機です。「2度洗い」モードや「約40 ℃毛布」コース、「サッと槽すすぎ」などが搭載されておりご家庭のいろいろな要望に対応できます。以下リンクのモデルの場合には洗剤の自動投入機能などもついています。
(ちなみに筆者が使っているのもこちらの製品の容量が少ないモデルになります)
- 東芝(Toshiba)
製品名:TW-95G9L-W(ZABOON)
特徴:東芝の代名詞ともいえるザブーン洗浄機能に乾燥機能が加わったドラム式洗濯機です。操作ボタンもシンプルでわかりやすく値段もお手頃です。初めてドラム式洗濯機を購入する人にとって非常にわかりやすくコスパのよい製品だと思います。特にお子さんなどがいて、汚れがつくことが多い場合はこちらの製品の威力が発揮されると思います。
- シャープ(Sharp)
製品名:ES-W114-SR
特徴:業界で唯一ヒートポンプ&サポートヒーターのハイブリッド乾燥方式を取り入れており省エネルギーでしっかり乾燥することができる製品です。またプラズマクラスター放出機能や洗剤自動投入機能などハイエンド機能も備わっており、非常に高機能なドラム式洗濯機です。その分、多少値段は張りますがその価値はある製品だと思いますので、予算がクリアできるのであれば購入を検討してみる価値はあると思います。
いかがでしたでしょうか。
ここではメーカーごとのオススメ製品をご紹介いたしましたが、洗濯/乾燥の容量に関してはご家庭の洗濯量をもとにご判断いただければ思います。
また洗剤の自動投入に関しても、用途に応じてアップグレード/ダウングレードを検討していただければと思います。
ここまで色々ご紹介してきましたが、どのメーカーの製品を選んでもハズレということはないので ご家庭にとって優先するべき機能やサイズなどを考慮して納得して購入していただくことが一番満足度の高い買い物になると思います。
終わりに
本日は乾燥機付き洗濯機の選び方をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
乾燥機付き洗濯機を購入することで、毎日の生活において大きな時短につながります。
一方で、購入金額も通常の洗濯機と比べてかなり高くなりますので事前によく検討し自身の生活に一番適した製品を購入していただきたいなと思います。
本記事が乾燥機付き洗濯機の購入を検討されている方の参考になれば嬉しく思います。
それではまた次回お会いしましょう。
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