みなさんは資格取得の勉強をどのようなイメージをお持ちでしょうか?
- めんどくさいのでしたくない
- 仕事に必要な資格の勉強中
などさまざまな立場の方がいらっしゃるかと思います。
本日は筆者の「資格勉強」についての考え方をご紹介できればと思います。
資格勉強は体系的に学べる機会
結論から書くと、筆者は
資格勉強は特定の領域を体系的に学ぶための手段
だと考えています。
これはどういうことでしょうか。
例えば、普段の業務をしていると自分の業務範囲の知識は増えていくと思います。
ただ、同じ業界でも別領域となると部分的な情報しか知らない、
もしくは全く知らないというのはよくあることかなと思います。
(筆者が働いているIT業界ではよくあります)
そんなときに資格勉強というのはある領域を体系的に学ぶのにとても有効です。
参考書などを見ていただくとわかりますが、
資格というのは対象領域の知識をまんべんなく網羅しているものが多いです。 また難易度によって級も別れています。
つまり、
特定領域の資格を勉強することで 自分にとって必要な知識領域の基礎から学ぶことができる
ということです。
中には、「資格がないと業務できない」という業界もあるかと思いますので
そういった場合は資格をとること自体が手段になるかと思います。
ただ資格取得の過程で学んだことが業務で必要になるという観点では同じかと思います。
なので、自分の知識領域を広げていきたいときには資格勉強をすると
効率よく全体を学ぶことができるのでぜひみなさん活用してみてください。
とはいえ 試験対策はしましょう
せっかく勉強して知識は身についたけど資格自体はとれなかったというのは
気分的によくないという方もいらっしゃると思います。
そのときは、きちんと試験対策を行った上で本番に望みましょう。
テキスト内容を知っているからといって、必ずしも合格できるとはかぎらないので
合格するための試験対策を行いましょう。
試験というのは頻出問題や重要ポイントというものが必ずあるので
対策するときはこういったポイントを確実の押させておくのが大切です。
過去問などを解くことで、問題形式を理解しアウトプットするようにしましょう。
資格をもっている=仕事ができる ではない
資格を取ると自分に自信がつくと思います。
それ自体はとてもいいことですし、上司に伝えることで評価されたりすることもあるでしょう。
ただ、 むやみに資格をとったことをアピールしたりするのはやめたほうがいいと思います。
これはどういうことかというと、
やはり知識として内容を理解していることと、実務経験があるというのには大きな差があります。
知っていることを傲らずに、学んだ内容を業務に活用していけるように考え、
行動していくのがイメージ的にも自分の成長度合い的にも一番良い選択だと筆者は考えています。
あくまで資格を持っていることは自分の中の自信としてとどめ、 謙虚な姿勢を忘れないようにしていきましょう。
資格マニアにならないように注意
もう一つだけ注意点があります。
資格を取ると、その行為自体が楽しくなってしまいいろいろな資格を取りたいと思うかもしれません。
ただ、私たちの人生は無限に時間があるわけではないということを忘れないようにしましょう。
資格をとるということは自分のキャリアや知識を広げるための手段にすぎないので、
それ自体が目的になってしまうことは避けましょう。
そして空いた時間を使って
自分の人生をさらに有意義にしてくれる友人とふれあったり
やりたい仕事にうちこむようにしていきたいですね。
おわりに
筆者は、
資格取得をすることで体系的に領域を学ぶことができる という考え方で動くようになってから 自分の業務領域以外の内容もたくさん学ぶことができるようになりました。
この記事を見ていただいたみなさんも熱意を持って仕事に取り組み さらなるキャリアアップにつながることを心から願っております。
今回も読んでいただきありがとうございました。
コメント
[…] (資格取得の勉強に関しては、 以前記事も書いているのでご参照いただけたらと思います) […]