ネットの世界からこんにちは。むぎです。
いまや知らない人がいない有名サービスであるYoutubeですが、みなさんはYoutube Premiumを使ったことがありますか?
筆者は、必要最低限のサブスクリプションサービスのみを契約しているのですが、Youtube Premiumには以前から気になっていました。
そこで本日は、Youtube Premiumの概要とどういった人が契約すると良いのかをまとめてみました。
Youtube Premiumをまだ契約されていない方や、気になってはいるけど契約するか悩んでいる方の参考になればと思います。
Youtube Premiumってどんなサービス?
Youtube PremiumはYoutubeの有料会員サービスです。
Youtube自体は無料で動画を視聴できるプラットフォームであり、通常会員であれば料金がかかりません。ただし、動画視聴時に広告(CM)が流れるため、十数秒ほど時間をロスすることになります。
有料会員になると、月額1,180円の料金がかかりますが、以下の機能を使用することができるようになるため、Youtubeユーザーにとって便利なプランと言えるでしょう。
- 広告なしで動画再生
- オフラインでも動画視聴可能
- 動画をバックグラウンドで再生可能
- Youtube Musicアプリを使用可能
それぞれの機能について、より具体的に見ていきましょう。
広告なしで動画再生
Youtube Premiumを契約すると、動画視聴時に広告動画が流れなくなります。
Youtubeに動画を投稿しているYoutuberの収益は基本的に広告を中心に成り立っています。
そのため、通常会員の場合には、動画と動画の間でさまざまな広告が自動的に流れます。
動画を視聴している立場からすると、動画中に広告が表示されるのはノイズだと感じる方が多いと思いのではないでしょうか。
Youtube Premiumを契約すると、動画中に広告が流れることがなくなり、スムーズに動画を視聴することができます。
また、数十秒の広告がなくなることで、無駄な時間を削減することができます。
一回あたりの広告は数秒から十数秒だとしても、複数回繰り返すと、非常に大きなロスタイムとなります。
つまり、
広告なしで動画を視聴再生できるということは、Youtubeをヘビーユーズし、たくさんの動画を見ている方にとって、よりよい動画視聴体験ができるようになり、時間を節約できるという観点でも、非常に有益な機能と言えるでしょう。
オフラインでも動画視聴可能
Youtube Premiumでは、自分のスマホ端末に動画をダウンロードすることができます。
これにより、インターネット回線に接続できない状況でも、動画を視聴することができるようになります。
また、ダウンロードするということは、スマホの内部ストレージにデータを保存するということになるので、動画視聴時の通信データ量を気にする必要もありません。
なので、自宅のWi-Fi環境でいくつかの動画をダウンロードしておき、移動中はダウンロードした動画を見ることで、モバイル回線にかかる金額を減らすことができます。
注意点としては、自分のスマホ端末にデータをダウンロードすることになるので、スマホのストレージに空きがある必要があります。
ですので、ご自身の端末のストレージが何GBなのか、残り容量としてどのくらいの空きがあるのかは、事前に確認しておくとよいと思います。
動画をバックグラウンドで再生可能
Youtube Premiumでは動画再生をしている際に、バックグラウンド再生ができるため、動画視聴中に別アプリを操作することが可能になります。
一般会員でYoutubeの動画を再生すると、アプリやブラウザを常にフロント画面に表示しておく必要があります。言い換えると、別のアプリを操作し始めると、動画再生は中断されてしまいます。
Youtube Premiumに契約すれば、バックグラウンド再生ができるようになるので、中断の煩わしさから解放されます。
アプリを切り替えた場合には、動画や音源はそのまま再生され続けます。
特にiPhoneでiOS14以上を使用している場合は、ピクチャ・イン・ピクチャ(小窓)として、画面上に小ウィンドウが表示され、そのウィンドウの中で再生されている動画を見ることができます。
ピクチャ・イン・ピクチャを表示する必要がない場合には、小窓を画面外に向かってスライドすることで、フロント画面から消すことができます。
もちろん設定からピクチャ・イン・ピクチャを表示しないようにすることも可能です。
このように、バックグラウンド再生機能を活用することで、動画を再生しながら、並行して別アプリや操作をできるようになります。
これにより、より自由度の高いスマホ操作が行えるようになるだけでなく、並行作業による時短もすることができます。
Youtube Musicアプリを使用可能
Youtube Premiumを契約すると、付帯サービスとして、無料でYoutube Musicを使用できるようになります。
Youtube MusicはYoutube上にアップロードされている音源を聴くことができるサービスで、Youtube Premiumを契約すると無料で使用することができます。
Youtube上には、CD音源だけでなく、「〜してみた」系の動画や作業用BGMなどもありますので、様々な音源を聞くことができるようになります。
また、こちらのアプリでも自分のスマホ端末に動画をダウンロードしたり、バックグラウンド再生が可能です。
Youtubeアプリ本体だけでなく、Youtube Musicも使用することで、より柔軟に音楽や動画が楽しめるようになり、時間を効率的に使うことができるようになります。
ここまでYoutube Premiumを契約することで使用できるサービスやメリットについて、ご紹介してきました。
月額1,180円で良質な動画視聴体験ができると思うと、コスパが良いと感じられた方も多いのではないでしょうか。
筆者も実際に使ってみたところ、広告なしで動画を再生できたり、バックグラウンドで再生できるというのは、非常に便利であり、無駄な時間がなくすことができると感じました。
Youtube Premiumのプランと料金
Youtube Premiumにも、いくつかのプランがあります。
- 個人プラン(月額払い)
- 個人プラン(年額払い)
- ファミリープラン
- 学生プラン
プランによって、利用できるサービスの差はありません。
一方で、金額や登録できるユーザ数に違いがあります。
もう少し細かくみていきましょう。
個人プラン(月額払い)
こちらはいわゆる「一般的」なYoutube Premiumの契約プランです。
個人で有料会員になる場合には、多くの場合にはこちらのプランを指すことが多いです。
月額1,180円でサービスを利用することができます。
一年間契約すると、トータルの金額は14,160円となります。
個人プラン(年額払い)
こちらは、一つ前のプランを年間(12ヶ月)で契約するプランとなります。
このプランの場合、12ヶ月分のサブスクリプションを一括で購入することになり、金額は11,800円となります。
特徴としては、月額払いを12回行うよりも、トータルの金額が安いということです。
月額払いを12回行った際の金額は14,160円なので、、こちらのプランで一括払いすると約2,300円ほどおトクということになります。
「長く使ってくれるなら割引するよ〜」ということですね。
Youtube Premiumを長期的に使うことがわかっているのであれば、こちらのプランを契約するほうがトータルの金額を安くできるのでオススメです。
ファミリープラン
こちらファミリープランでは、月額2, 280円で家族5名分のアカウントまでをPremiumユーザ契約とすることができます。
ただし、追加できるユーザは13歳以上のユーザに限られますので、ご注意ください。
特徴としては、複数のアカウントでPremium契約をした場合よりも、金額が安くなることがあります。
分解点としては、3人以上で年額払いの個人プランを契約するかどうか、です。
簡単な試算をしてみましょう。
ファミリープランを1年間契約した場合のトータルの金額は27,360円(=2280*12)になります。
個人で年額払いをした場合の金額は11,800ですので、2人分の年額払い契約であれば23,600円となり、ファミリープランよりも安くなります。
3人目が個人プランを契約すると35,400円となってしまうので、この場合はファミリープランを選択しましょう。
学生プラン
こちらは学生向けのプランで、月額680円で契約することができます。
ここでいう学生とは、「高等教育機関の学生」を指します。
具体的には以下が該当します。
- 大学生
- 大学院生
- 短期大学生
- 専門学校生
- 高等専門学校
高校生や中学生は該当しないので、注意が必要です。
Youtube Premiumを契約するのに向いている人とそうでない人の違い
では、Youtube Premiumは万人が契約したほうがよいサービスなのでしょうか。
筆者の感覚では、多くの人がYoutube Premiumに契約することでメリットを享受できると考えています。
ただ、「こういう人であれば契約しなくてもよいかな」と思うこともありました。
本章では、Youtube Premiumを契約したほうが良い人と、そうでない人の違いについて、まとめたいと思います。
Youtube Premiumを契約するかどうかの判断基準
Youtube Premiumは非常に便利で魅力的なサービスではありますが、何も考えずに契約しようとしている場合は、一度冷静になりましょう。
本当にこのサービスが自身の生活に必要なのか、契約することによってより良い体験が時間を過ごせるのかということを考えてみましょう。
具体的には、Youtube Premiumを契約したほうがよいのかを判断する基準として、以下3つが考えられます。
- 音楽系のサブスクリプションを契約していないか
- 毎日Youtubeを視聴するか
- データ通信量に制限があるか
それぞれの質問に対して、Yes(はい)がつく場合にはYoutube Premiumを契約することで、前章でご紹介したメリットが得られるでしょう。
逆に、No(いいえ)に場合には、あえてYoutube Premiumを契約する必要はないかもしれません。
もちろん契約することで、QOLは上がると思います。
ただ、費用対効果という観点で見ると、月額1,180円を取り戻すほどのメリットは得られない可能性が高いです。
もし、No(いいえ)に該当するけれど、Youtube Premiumが気になるという場合には、Youtubeが提供している無料お試し契約(タイミングによって期間は変動します)を使ってみると良いと思います。
実際に数ヶ月使ってみることで、ご自身の生活にどのくらいの影響があるかがわかりますので、契約するかどうかの判断材料になると思います。
もちろん無料お試し期間であれば、料金はかかりません。
また、解約もYoutube上のアカウント情報からすぐに実行できますので、気軽に試すことができます。
別サービスでは、解約がしにくいようにあえてわかりにくいようにしているものもありますが、Youtubeはそうではないので非常にユーザーフレンドリーです。
また、Youtube Premiumはサブスクリプション型の有料サービスなので、何度でも契約・解約を繰り返すことができます。
つまり、Youtubeを頻繁に使いたいタイミングではPremiumをサブスクし、不要になったら通常会員に戻ることで、長期間にわたっての料金支払いを回避できます。
ですので、
「契約・解約の手続きを繰り返すことが面倒ではない」という場合には、Youtubeを頻繁に利用するタイミングとそうでないタイミングで会員タイプをうまく使い分けるのが、良いと思います、
おわりに
本日はYoutube Premiumのサービス内容と、どのような人に向いているかをご紹介しました。
数あるサブスクリプションの中で、Youtube Premiumはとても有名だと思います。
ただ、契約することで何ができるようになるのかを把握している人は少ないのではないでしょうか。
本日ご紹介した、オフライン時の再生機能やバックグラウンドでの再生機能は、あらゆるシーンでメリットとなります。
自宅であれば、作業用BGMとして豊富な音源を広告なしで再生することができます。
移動が多い方は、自分の端末にデータをダウンロードしておくことで、通信量を削減して動画を楽しむことができます。
月額1,180円という価格設定も絶妙です。
本日ご紹介した機能を使いこなすことができれば、金額以上のメリットを享受することができると思います。
ですので、ご自身の生活スタイルを考慮した上で、1,180円を支払う価値があるかどうかを決めていただければと思います。
本記事の内容がみなさんの生活に、少しでも役に立てば嬉しく思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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