【仕事術】マンネリを感じたら環境を変えてみよう

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ネットの世界からこんにちは。むぎです。

目まぐるしく経済・社会状況が変わる現代ですが、みなさんは自身の生活・仕事においても変化を感じることはできていますか?

仕事内容や家庭環境において変化を感じられなかったり、今の退屈な時間が永遠に続くと感じることもあるのではないでしょうか。

そういった際には、思い切って今の環境を変えてしまうことで、自分の進べき道や新しい可能性を見つけることができるかもしれません。

そこで本日は、日々の生活に停滞やマンネリを感じている方に向けて、「環境の変化による影響」をお伝えできればと思います。

筆者自身も、これまで部署移動といった小さい範囲から、地方への転勤といった大きい範囲の変化を起こす中で、環境の変化によるメリット・デメリットを経験してきました。

その実体験をもとに、「環境を変えることによる効果」をお伝えすることで、「現状に不満があるけど一歩踏み出すことを躊躇っている」という方の参考になればと思います。

変化は自分で選び取る

まず大前提として、「環境を変える」=「逃げる」と認識されていることがありますが、環境を変えることは決して悪いことではないという意識を持ちましょう。

そして、「自分の人生は自分で選択して選びとった結果である」ということを認識し、自分自身の人生にオーナーシップを持っていくことが大切です。

その上で、環境の変化を自ら選びとるとはどういうことでしょうか。

古くから「石の上にも三年」という言葉があり、どんな状況でも辛抱して取り組み続けていれば成し遂げられると考える人が多いです。
確かに物事を継続して続けることは大切で、筆者もその効果は理解しています。

ただし、この言葉を「辛い状況に耐え続けなければならない」という風に捉えるのは危険です。というのも、辛い状況に耐え続けている間に、世の中は目まぐるしいスピードで変化しています。

仮に3年間辛い状況に耐えるとして、変化のスピードが激しい現代では3年という時間の重みや価値は異なります。
また、辛い状況に耐えている間に自分のメンタルが壊れてしまうようであれば本末転倒です。

筆者も転職する際に、引き留めや小言などいろいろなことを言われましが、

大切なことは、周りの意見に従うのではなく、自分の人生をどう生きるかは自分で決断する

ということだと思います。

周りがなんといおうと、自分が正しいと思う選択をすること、そしてその選択・決断を他人のせいにせずに責任を持ちましょう。

環境を変えると新しい経験がある

前章では、「環境の変化は自分自身で選びとる」ということをお伝えしました。

ここからは環境を変えることによる効果について触れていきます。

環境の変えることによるメリットはたくさんありますが、筆者が特に大切だと感じているのは以下です。

  • 身の回りの全てのことが刺激的に感じられる
  • これまで取り組んできた内容と同じ内容でも、新しい視点を得ることができる
  • 新しい環境において新人という立場を経験することで、謙虚な姿勢で学ぶことができる
  • 新しい人間関係、スキルを得ることができる

これらに共通して言えることは、

自分の中にある成長のアンテナ感度があがり、多くのことを吸収できるようになるということです。

結果として、自分の成長スピードを早めることができるようになると思います。
特に、新しい視点を得られるというのは多くの人にメリットがあると思います。

例えば、長期間同じ業務内容を扱ってきた環境から、新しい環境で同じ領域に身を置くことで、これまで業務で使ってきた知識をさらに発展させつつ、新しい知識を得ることができます。

これは自分の強みとなる領域をさらに深めつつ、知識の幅も広げることができるため、自分の市場価値をあげることにつながります。

特定分野の専門性をつけつつ、より多くの領域の知識を持っている人材は貴重であり、会社内でもポジションをとりやすくなるでしょう。

このように環境を変えることによってメリットを得ることができますが、これらを支えるもう一つ大切な要素があります。

それは、新しいことを学ぼうとする意欲です。

どれだけ環境を変えたとしても、その目標が「マイナスの意欲」だった場合には、得られる効果は最低限のものになってしまいます。

そうではなく、「自分にできることを一つでも増やしたい」であったり、「現状よりもステップアップした環境でパフォーマンスを発揮したい」といった前向きな目標であればあるほど、得られる効果は大きくなります。

ここまでの話をまとめると、環境を変えることによる恩恵を受けるためには大きく二つのことを意識する必要があるということです。

  • 環境を変えることに対して前向きな目標を設定して取り組むこと
  • 自分の中にある成長アンテナの感度を上げて、より多くのことを吸収すること

筆者も環境を変えた際には、これらを意識して行動しています。

その結果、以前よりもできることが増えたり、新しい視点を取り入れることができるようになっています。

環境を変えるのは少し怖いことではありますが、自分の行動次第で多くの刺激を得ることができます。

もし今の環境に不満があるという方は、少しでもいいので新しい世界に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

キャッチアップの努力は必要

ここまで環境を変えることによる効果をお伝えしてきましたが、もちろんリスクもあります。
最後び、環境の変えることによる注意点を押さえておきます。

環境に適用するのに時間がかかる

環境を変えることのリスクはなんと言っても、新しい環境になれるまでに時間がかかるということです。

基本的には、人は始めて事象や場所、関係構築がされていない環境では緊張し、本来のパフォーマンスを発揮できないことが多いです。

当然ですが、転職などにより環境を変えると、新たな環境で一から関係を作り直す必要があります。
関係構築は一見簡単のようにも思えますが、新卒入社のように全員が一律の状況ではないということもあって、想像しているよりも大変だと筆者は感じました。

また、いままで慣れ親しんでいた環境では、心理的に安全であったり自分のことを理解してくれる人がいました。なので、安心して発言したり意見を言うことができます。また、自分に求められている事も明確なことが多いでしょう。

環境を変えると、これらの環境も失われることになるので、なかなかこれまでの自分と同じように振る舞うことが難しくなります。

知識のキャッチアップ、アップデートが必要

また、人間関係だけでなく、仕事に関する知識もキャッチアップしなければいけない場合にはさらに大変です。

これまでの業務内容と近しい領域であれば、過去の経験や知識に基づいて一定のパフォーマンスを発揮できるかもしれませんが、別業種へ環境を変える場合には知識のキャッチアップも必要になります。

このように、環境を変えることはメリットだけでなくリスクも多分にあります。

転職や個人事業をもつことは決して悪いことではありませんが、これまで全く携わったことのない環境に身を移すことは少し危険だと考えられます。

ですので、環境を変える際は、まず現在の自分の環境に近しい領域へ移動することがおすすめです。

これにより、知識面でのキャッチアップ量を減らすことができ、人間関係の構築を行う余力をもつ事ができるようになるからです。

おわりに

本日は「環境を変えることによる影響」についてお届けしてきました。

現状に不満がある場合に取れる選択は2つしかありません。

1つは今の環境を甘んじて受け入れること、2つ目は環境を変えることです。

これはどちらかが正しいということはありません。

ご自身にとってどちらを選択することで良いのかを考え、どちらを選んだとしても「自分の決断に責任を持って行動する」ということを意識することが大切です。

これまで筆者も、自分の置かれた環境に不満があり、何回も考えた上で決断をしてきました。

そして、どういう結果になろうとも自分の選んだ選択は正しかった、自分の人生は自分で決めてきたという覚悟を持つようにしています。

もし今の環境に不満がある・抜け出したいと考えている方は、ぜひ勇気を持ってはじめの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

本記事がそういった方の背中を押すことにつながれば嬉しく思います。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

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