ここ数年で増えているミニマリスト。
自分の生活には程遠いものと感じる人、すでにミニマリストとしてミニマルな生活をしている人、どうでもいいと思っている人などさまざまな人がいると思います。
私自身も普段からたくさんのモノに囲まれて生活しているのですが、
あらためてミニマリストになることのメリットについて考えてみました。
※この記事はミニマリスト=正しいということを伝えるためのものではありません
なぜミニマリストが人気なのか
結論としては、
生活においての機動力を高め、自分の好きな物事に集中できる
ことがミニマリストが伸びる一番の理由だと考えています。
イメージとしては、
テスト勉強に集中したいときにはデスクの上の片づけるのと同じ感覚だと
思います。
ミニマリストの人はその状態を継続することで
常に自分の興味のあることに集中することができ、副次的に変化にも柔軟に対応できるようになります。
モノを持つ持たないという話ではない
ミニマリストというのはモノを持たないという話ではなく一つの思想に基づくものだと思います。
現代はインターネットを使用することで、誰で簡単に多くの情報にアクセスすることができます。
(本ブログを見つけていただきありがとうございます)
戦後の日本には、より多くのものを生産し所有する・消費するという時代がありました。
これ自体はとてもよいことで、製造分野で日本が世界に名を知らしめる多くの人が豊かな生活を送れるようになりました。
そこからインターネット黎明期や携帯電話の普及といった時代を経て、
現在はさらにその先の段階である情報化社会になっています。
このようになると、多くの人が自分の知りたい情報や必要な情報に手軽にアクセスできるようになります。
つまり、自分に選択する権利があるということです。
ただ、これによって多くの人が悩まされているという現実もあります。
例えば、
- インターネットを介し友人をつながること頻繁に連絡を取らなければいけない
- SNSを通じて理想を具現化した生活をしている人がいることを知ってしまう
- AIによって自分の興味を分析され、オススメコンテンツが表示される
といった経験はだれしもがあるのではないでしょうか。
こういった社会の中で、私たちは情報を適切に取捨選択するという術を身につけていくことが求められています。
ミニマリストになることはまさにこれを実現する一つの手法と言えるでしょう。
必要最低限のモノで、自分にとって大切だと思えるモノや人に全力集中する
というミニマリストの考え方は今の時代を生き抜く上でとても親和性が高いと言えるでしょう。
おわりに
ここまでミニマリストの生き方がなぜ人気なのかについて考えてきました。
シンプルに生きることによるメリットはたくさんあるということが理解できた一方で
そういった生き方だけをしていくことがよいとと言われると必ずしもそうではないとも思います。
より多くの人やモノ、情報に囲まれて過ごすことを望む人もいるのでしょうし
何を幸せと感じるかは人それぞれなので、自分にあったバランスをとっていくことが一番大切だと筆者は思います。
ひとりでも多くの人がミニマリスト的な思考を取り入れることで
自分の生活の中で優先したいことに集中できるようになっていただけたら嬉しく思います。
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