ネットの世界からこんにちは。むぎです。
みなさんは、普段お金を使うときにどのくらい意識をおいていますか?
世間は投資やFIREなど、お金を増やすことに注目が集まっているように、お金の使い方に意識を向けることも大切です。
筆者の場合、日々の買い物であったり、欲しい物を見つけたときには、本当にお金をかけるべきことなのか、いまがお金をかけるタイミングなのかということを、常に意識しています。
実際にこの思考に基づいてお金を使い始めると、自分にとって、なににお金をかけるのがベターなのかを考えるきっかけにもなります。
そこで本日は、筆者の考える「お金をかけるべき領域や順番」について、ご紹介できればと思います。
お金を使うことにあまり意識を置いていないという方は、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
自由に生きるためにお金をかける領域と順序
いざ、まとまったお金を手にしたときに、どのようにお金を使うかは非常に大切です。
お金をなにに使うかということは学校や家庭でもあまり教えてもらえないことが多いと思います。
筆者もだれかに教わった記憶はありません。
ただ、社会人になって、初めてまとまったお給料をもらったときにどのように使えばよいのかを悩んだ記憶はあります。
例えば、貯金も仕事もない状態で、100万円を渡されたとき、みなさんはどのように使いますか?
当たり前のことですが、何も考えずに自分の好きなことに使ってしまえば、お金は手元からなくなります。
これでは継続的に生活していくことはできません。つまり、もう一度100万円をもらわなければ生きていけないということです。
では、100万円を使ってプログラミングスクールに通ったり、性能の良いパソコンを購入したり、仕事に就くための免許をとったらどうなるでしょうか。
おそらく、それらを用いて新しい仕事を見つけることができ、継続的にお金を得ることができるようになります。
これらをまとめると、
お金を手にしたときには、そのお金をどこに投入したほうがよいかを考える必要があるということ、お金をかけるのであればリターンが得られそうな領域に使用する
ということがわかります。
では、どういった領域にどういった順番でお金をかけていくのがよいのでしょうか。
筆者の感覚としては、以下の順番でお金をかけていくのがよいと思います。
- 自己投資
- 貯金
- 大切な人
- 趣味など
- 金融投資
それぞれの内容について軽く触れていきましょう。
自己投資
自己投資というのは、名前の通り、自分のスキルやパフォーマンスにお金をかけることで、能力や生産性を高めていくことを指します。
例えば、以下のような行為が代表的です。
- 読書をして知識を深める
- 性能の良い仕事道具を使う
- 質の良い睡眠をとる
本ブログでも何度も取り上げているので、意識いただいている方も多いかと思います。
貯金
いざというときに自分の生活を成り立たせたり、パートナーや家族になにかあったときに支えることができるので、ある一定額の貯金は必要だと思います。
なくても生活はできますが、あったほうがより安心した生活をすることができるようになります。
目安としては、生活費の半年分を貯金しておくのがおすすめです。
大切な人
ご家族やパートナーにもできるだけお金をかけるようにしたほうが良いと思います。
物はいつでも買えますし替えもききますが、記念日のプレゼントや食事など、その人とそのタイミングでしかできないことはたくさんあります。
大切な人との時間は限られているので、できるだけその人との時間やプレゼント等に投資するようにしましょう。
趣味など
趣味にお金を使うのは無駄だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
自分の人生を楽しく、充実したものにするためには熱中できる物やことを見つけることは大切なことだと思います。
特に年齢を重ねてくると、家族や親族、仕事など、自分自身が好きかどうかとは別の次元で
お金が必要になることが多くなってきます。
そういった中で、自分が時間を忘れて熱中できるや昔からずっと好きなことがあるというのは、
リフレッシュになるだけでなく、強みになることもあります。
いきすぎた趣味や趣味にばかりお金をかけるにはよくないですが、適度なバランスをとって
自分のやりたいことを貫き、継続することが大切です。
金融投資
貯金もして、自分の好きなことにもお金を使ったあとに余剰資金がある場合には、金融投資も行いましょう。金融投資はお金が減るリスクもありますが、増える可能性もあります。
特に、インデックスファンドのような高確率で成長が見込める金融商品もあるので、金融投資をすることで単純に貯金として持っておくよりも、リターンが得られる可能性が高いです。
ただし、金融投資には長期的な目線が必要になりますので、日々の評価額の上下で一喜一憂しないような精神状態も必要になります。
なので、最初は余剰資金の中から少額で初めてみて、どういった感覚なのかを身につけていくのが良いと思います。
以上が、筆者がお金を投資したほうがよいと考える領域です。
次章では、なぜ自己投資が投資対象の1番目なのかについて、触れていきます。
年齢が低いほど自己投資による効果は大きい
なぜ最初に、自己投資にお金をかけるべきなのでしょうか。
結論としては
若いうちから自己投資をするほど、得られるリターンが大きい
からです。
自己投資と言っても、仕事での挑戦や美容、時短アイテムなど、色々なジャンルがあります。
ここでは例として、仕事での挑戦を取り上げて考えてみます。
若手のときほど、新しいことを吸収する力や変化に対応する力は高いため、いろいろなことに挑戦することができます。
また、多少の失敗をしてしまっても、先輩や上司の方にフォローしていただくこともできます。
なので、できる限り多くのことに挑戦し、そこから多くの知見や経験を得ることができるという意味で
若いうちから自己投資をすることは非常に効果が高いと言えます。
筆者の周りでも、能力が高い方や役職のあるポジションについている方は、そろって自己投資の重要性を理解し、実践されています。
筆者自身も、新卒からできる限り、自己投資を行なってきました。
その結果、手前味噌で恐縮ですが、若手でチームリーダーを任せていただいたり、転職で年収をあげることができました。
このように、若手のうちから自己投資をしておくことで、残りの長期間の人生をより良いものにできる可能性が高まります。
意外なメリット
副次的な効果として、チャレンジを恐れなくなるというメリットもあります。
若手のうちから色々なことに自己投資を行なっておくと、それによる成功体験や新しいことに挑戦することが当たり前の習慣になります。
つまり、これは新しいことに挑戦する土壌を築くことができるということを意味します。
人間は年齢を重ねるほど、新しいことに取り組むのが億劫になっていきます。
その際に、新しいことに挑戦する土壌を築いておくことは、大きなメリットになります。
近年はVUCAの時代のように、先のことを見通すのが難しい時代だと言われています。
そういった中で、新しいことに積極的いチャレンジできるれば、複雑な時代を生き抜くアドバンテージになると考えられます。
まとめ
このように、自己投資をすることで、自分に自身を持つことで物事に積極的にチャレンジする。
そして、そこで得た成功体験をもとにさらに大きな課題に挑戦していくという好循環な環境を作ることができます。
そして、この循環は年齢が若いうちから始めるほうが効果は大きくなります。
自己投資というワードだけ聞くと胡散臭いように聞こえますが、原理はとても単純です。
自分に時間やお金を投資して、能力を磨いていくというのは、育成ゲームと同じ感覚です。
もし、自己投資をまだ初めていないという方は、小さなところから自分を投資してみてはいかがでしょうか。
おわりに
本日はお金をかける順番についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
筆者の思いとしては、人生を豊かに生きるために、お金の使い方についても多くの人が学んだり考えたりするほうがよいと考えています。
ですが、そもそもお金を使う順番についてしっかり考える機会であったり、知識を得る機会はなかなかありません。
本日の記事がそういった方の少しでも参考になれば幸いです。
人生の時間は有限です。その大切な時間をお金にばかり向けてしまうのはもったいないことではある一方で、幸せに生きていくためにはどうしてもお金というものを意識しなければいけないことも多いと思います。
大切なことは、他人と比べるのではなく、自分で自分自身を好きになり、満足できる状態を目指すことだと思います。
そのためにも、自分へお金を投資したり、身近な人にお金を使うという行為はぜひしていただければと思います。自分の欲を満たすためだけにお金を使うよりも、大きな幸福感を得ることができると思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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